ゲーミングマンション「ミュージションplus世田谷経堂」内観
音楽だけでなく「ゲーム・配信」のニーズも取り込む
「音」に特化した防音構造は、音楽だけでなく「ゲーム・配信」とも相性が良い。2022年には24時間ゲーム実況や動画配信ができるゲーミングマンション「ミュージションplus(プラス)」が誕生した。
「ミュージションplus」は、「ミュージション」に、ゲーマーや配信者が求める最大10Gbpsの高速かつ安定した通信環境、ハイスペックパソコンや海外製機材にも対応した200V電源、長時間のパソコン作業に耐えられる換気機能など6つの機能を付加した賃貸住宅だ。
ゲーミングマンション開発の背景として、山下氏は「ゲーム市場の拡大、ゲーム実況・配信の普及から、24時間配信や録画に耐えられる『通信』と『音環境』が求められるようになりました」と語る。
「家にこもっていても仕事も娯楽も生活が完結するため、プロやセミプロのゲーマーが『プレイ環境』そのものにこだわる時代になりました。夜型という人も多く、騒音・生活音のトラブル回避も含め、音の出入りに配慮された空間設計が欠かせません。また、配信時の映像から“家バレ”するリスクを避けるため、あえて購入ではなく賃貸を選ぶというニーズもあるようです」
自分のライフスタイルと向き合い、「音」を自由に楽しめる物件を選ぶ人も増えているようだ。