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【老後の人間関係の最適解】定年後の重要問題「友人はたくさん必要か、少数でいいのか」専門家が考える“適正な人数”

大人数の友人を作る必要はない?(写真:イメージマート)

大人数の友人を作る必要はない?(写真:イメージマート)

 人生100年時代は「老後」が長い。定年後の選択を間違えると、その後何十年にもわたって苦しい生活が続く一方、正しい決断をすれば充実の後半生が待っている。人間関係で「遅咲き老後」と「落ちぶれ老後」を分ける境界線はどこにあるのか。

友人はたくさんか少数か「大人数ではなく近所に2~3人いればいい」

 仕事人間だった男性ほど交友関係が狭く、親しい友人がいないものだ。シニア生活文化研究所代表理事の小谷みどり氏が言う。

「いつか妻が先に亡くなってひとりになる可能性もあります。人間関係や親戚との連絡まで妻まかせにしてきた人がひとり暮らしになり、近所に知り合いが誰もおらず孤独死というのは最悪のパターン。それを防ぐには近所に頼れる友人がいることが望ましい」

 ただし、大人数の友人を作る必要はない。

「交友関係が増えれば、その分煩わしさも増えます。近所に2~3人いればいいんです」(小谷氏)

 三菱総合研究所の調査では「友人が3~5人」の男性が「幸せな人」の54%を占めるという結果が出ている。

「友人を見つけるには地域包括支援センターでボランティアや趣味の教室などを紹介してもらって参加するといい。他には地域の消防団なんかもいい。消防団に所属している人は面倒見のいい人が多いです」(同前)

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