【2】フロンティア不動産投資法人
フロンティア不動産投資法人は、商業施設特化型のJ-REITです。
資産運用会社の三井不動産フロンティアリートマネジメントは、三井不動産が100%出資しています。2004年の上場当初はJTがスポンサーとなっていましたが、2008年に三井不動産へ変更となっています。
ポートフォリオの所在地域別保有割合では、首都圏が50%以上を占めていますが、その他、中部、関西、中国、九州・沖縄とバランスよく分散されています。
分配金は1口当たり2200円を下限として設定し、第50期(2029年6 月期)には2400円とすることを目標としています。分配金の下限が設けられていますので投資家としては安心感があります。
格付は、日本格付研究所(JCR)でAA、格付投資情報センター(R&I)でAA-と高格付を取得しており、財務状況に問題はありません。
フロンティア不動産投資法人の特徴
【3】KDX不動産投資法人
KDX不動産投資法人は総合型のJ-REITで、その投資先はオフィスビル、居住用施設、商業施設、ヘルスケア施設、宿泊施設、物流施設など多岐にわたっており、保有物件数はJ-REITで最多となっています。
資産運用会社のケネディクス不動産投資顧問は、ケネディクスが100%出資しています。なお、ケネディクスは三井住友ファイナンス&リース傘下の子会社です。
投資方針として、セクター別、エリア別の保有比率の目標値は設けず、投資対象セクターごとに最適なエリアへの投資をおこなうとしています。結果的に、現状のポートフォリオは東京経済圏への投資割合が60%を超える状況となっています。
また、基本方針として、継続的にP/NAV倍率(単にNAV倍率とも呼ばれる)が0.9倍を下回っている場合は自己投資口取得を検討するとしており、実際に機動的な自己投資口取得を実行するなど株主還元意欲は旺盛です。
格付は、日本格付研究所(JCR)でAAという高格付を取得しており、財務状況は健全です。
KDX不動産投資法人の特徴
【4】大和ハウスリート投資法人
大和ハウスリート投資法人は、総合型のJ-REITですが、ポートフォリオの半分程度が物流施設で、大きなウエイトを占めています。その他、居住施設や商業施設、ホテルなどにも投資しています。
資産運用会社の大和ハウス・アセットマネジメントは、大和ハウス工業が100%出資しています。
ポートフォリオ構築方針として、首都圏、中部圏、近畿圏の三大都市圏における投資比率を70%以上としていますが、現状としては首都圏が60%を超えており、かなりのウエイトを占めています。
また、物件の売却資金は、投資口価格水準を踏まえ投資主利益の最大化に資する使途を検討するとしており、実際に投資口価格が低迷しているときに自己投資口の取得を実施するなど、投資主への還元やNAV倍率を意識した経営をおこなっています。
格付は、日本格付研究所(JCR)でAA、格付投資情報センター(R&I)でAA-と高格付を取得しており財務基盤はしっかりしています。
大和ハウスリート投資法人の特徴