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実家の墓にくわえて妻の実家の墓も任されて…妻にきょうだいがいなければネックになりやすい「義父母の墓」問題 生前に墓じまいや改葬も選択肢に

死後の手続きは「入ってくるお金」を徹底管理する

 義父母の死去直後は妻が年金や健康保険などの停止や銀行口座の解約といった手続きに追われるケースが多い。その際によくあるのが、亡くなった親の葬儀代として故人の口座からお金を下ろして後々トラブルになるパターンだ。中田氏が言う。

「たとえば故人の口座から葬儀代として100万円を下ろし、その通帳を見たきょうだいが『何に使ったのか』と揉めるケースです。ここでも夫が冷静になって領収書を取っておくことが重要です」

 出ていくお金だけでなく入ってくるお金にも注意が必要だ。

「高額療養費の払い戻しや国民健康保険の葬祭費支給などは、代表相続人の口座に入金されることになる。妻が受け取る場合、そうしたお金の明細についてもきちんと管理しておかないと、争いの火種になりやすい。こちらも夫の心配りが欠かせません」(同前)

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 マネーポストWEBの関連記事【《夫婦で必読》実の親より厄介な「義父母の相続」 生前の介護、死後の手続き、遺産分割…どこまで関与すべきか? 揉めないための交渉の鉄則】では、義父母の相続を揉めずに進めるための交渉の鉄則について、さらに詳しく紹介している。

※週刊ポスト2025年9月19・26日号

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