「Bコミ」こと坂本慎太郎氏が注目する銘柄とは
高市早苗氏が史上初の女性首相となり、期待感の高まりによる「高市トレード」が加速。ついに「日経平均株価5万円時代」が到来した。ただ、市場には高値警戒感もあり、このままさらなる高値を目指すというわけにもいかないような気配も漂う。依然として不透明感が拭いきれないなか、それでもここから「株価10倍」を目指せるような大化け銘柄を探すことはできるのか。
昨今ブームとなっているアサイーを輸入・加工販売するフルッタフルッタ(東証グロース・2586)に昨年、目をつけて1年足らずで株価10倍を達成した資産1.5億円超の「Bコミ」こと坂本慎太郎氏(こころトレード研究所所長)が語る。
「“テンバガー(10倍株)候補”といっても、いきなり株価10倍を目指せるわけではありません。それよりも現実的なのは、まずは株価2~3倍を目指せるような材料やスト―リーがあって、さらにそこから2~3倍も目指せるような銘柄を狙うこと。3倍×3倍に上振れがあって10倍になっても不思議ではない銘柄を探すわけです。
探すうえでは、次の3つの条件でスクリーニングをする方法があります。まず【1】今期の増益率(営業利益)が20%以上の見通しで、かつ【2】今後3年間の成長率(営業利益の伸び)が60%以上見込める期待ができて、【3】予想PER(株価収益率)が20倍以下の割安な株価水準。これら3条件に合致する銘柄から選んでいくと、大化けにつながる可能性が出てくるでしょう」(以下、「」内コメントは坂本氏)
これら3条件でスクリーニングしたうえで、坂本氏が厳選した4銘柄は次の通りだ。
