資産10億円超の株億太郎さんが指摘する「2026年の狙い目」とは(本人のXより)
2025年に日経平均株価が5万円を突破したのは、一大ブームとなったAI(人工知能)・半導体関連銘柄が押し上げたからにほかならないだろう。それらの銘柄に振り回される格好で日経平均株価は史上最高値圏で推移しながらも2025年後半は乱高下が目立った。
しかし、その裏には、成長期待は高いのに市場から見放されがちな割安株がたくさんあり、「そこが2026年の狙い目」と指摘するのは、割安銘柄を数多く発掘して10億円超の資産を築いている兼業投資家の株億太郎さんだ。
「日経平均株価は2026年半ばには6万円のラインをクリアすると見ています。その要因のひとつが、新NISAの浸透などで投資家の裾野は広がったのに本格的な投資はまだこれからという人が少なくないことです。加えて、企業側も株価を意識した経営を進め、増配や自社株買いなど株主還元を強化しており、これまで一極集中していたAI・半導体関連銘柄とは違った幅広い銘柄に買いが広がることが期待できるからです」(以下、「」内コメントは株億さん)
その“お宝株”がゴロゴロしているのは、どのセクターなのか。
“値上げできる会社”に要注目
「2025年12月19日に日銀が金融政策決定会合で利上げを決定したことで、金利上昇が追い風となる銀行株などが注目されていますが、セクターとしては『水産』『食品』『化学』『サービス』など出遅れが目立つ業界のほか、『防衛』関連などの一部にも“福音”となる可能性があります。
何より日銀が利上げして抑え込まなくてはならないほどインフレが進んでいるのは間違いない。そうである以上、インフレが進むなか、物価高を価格転嫁できる“値上げできる会社”は要注目です。値上げしても販売量が変わらないような競争力を持つ企業に目を向けておきたい。手元資金が潤沢で金利上昇が追い風となるようなインフレに強く割安な銘柄を丹念に探していけばいいと思います」
そして、株億さんは一見地味で出遅れが目立つ割安成長株を6銘柄挙げる。
【プロフィール】
株億太郎(かぶおく・たろう)/資産10億円超の個人投資家。株投資歴30年以上。東証上場の割安銘柄を中心に圏外の無名銘柄をマイニング。投資先の会社まで出向いたり、IRに電話もしたりするアクティブ投資家。配当重視、現物主義で利益積み上げ。資産評価50億円を目標にしている。
Xアカウント:@KabuokuTaro
取材・文/入江一
