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だから私は銀行に預金したくない! 銀行員の電話攻勢に折れた結果……

2017年4月15日 16:00

 というわけで、「89円になりそうだったら連絡をしてください。その時すぐに買います」と伝えました。多分、その時は96円ぐらいだったと思います。そして、数週間後、89円になりました! そこで私は500万円分の米ドルを買います。そして、さらに数か月後、今度は79円になるではありませんか! 1997年に1ドルが79円になった時、フィラデルフィアへ旅行に行ったのですが、その際に随分とお安く旅行できたことを思い出し、500万円分買い増ししました。

こりゃ、儲かる予感しかないでしょ! と700万円注ぎ込んだ結果

 その後は一転、円安にどんどんなっていき、105円になったところでドルをすべて円に戻し、200万円以上の利益を確定させたのでした。さぁ、これで銀行の側は「ウヒヒヒ、このカモは投資が儲かるということに気付いたな、ウヒヒ」といった気持ちになったのでしょう。担当者は若者に引き継がれたのですが、彼の電話攻勢がすさまじい!

 月に2回ほど電話をかけてきて「中川さん向きの商品があるのですが……」と言い、説明に来る。その電話攻撃が煩わしいので、「ここで一旦何か買っとけば放置してくれるだろう」とばかりにオーストラリアドル預金なども始めてしまいました。基本的には「ローリスクローリターンでいい」ということは言っていたのですが、一発やらかしてしまったのがありました。

 それが、「ブラジルレアル建てノルウェー国債」。時はおりしもブラジルワールドカップ前年の2013年。BRICs(ブリックス)という言葉があるように、ブラジルは新興国の期待の星とされていました。さらにワールドカップが翌年あり、その2年後にはオリンピックもリオデジャネイロで開かれる! こりゃ、儲かる予感しかないでしょ! とばかりに、700万円を注ぎ込んでしまいました。そうしたらブラジル経済は停滞したままで、評価額が一時は280万円になってしまった……。

 あぁ、アホか、オレは……。そして、これに懲りた私はこの行員には「もう、難しいことはいいので、定期預金よりはマシな何かを紹介してください」とだけ言い、残った預金をほぼ全額「10年待てば1.5%の利子がつく」という商品に手を出してしまいました。

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