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ビジネス

【対談・玉木雄一郎氏×高橋洋一氏】海底資源開発への期待を語り合う レアアース、油田など、EEZ内に眠る“500兆円規模”の地下資源を活用できれば財政問題は一挙に解決へ

EEZ内に眠る500兆円規模の地下資源

高橋:イギリスが北海油田開発で潤ったでしょう。狙うはあの形です。対中関係を含めた経済安全保障に貢献するし、このマネーが資産にドンと乗っかれば財政問題も一挙に解決します。なにしろ、レアアースを含めたEEZ内に眠る地下資源の価値は500兆円ともいわれる。開発に100兆円かけてもお釣りがきます。

玉木:日本のGDPに相当する規模です。もちろん技術的な難しさやコストの問題もありますが、量が採れるなら、コストは問題になりません。

高橋:政府が重点投資する危機管理投資・成長投資のうち、実は「海洋」は17番目。忘れられてしまってて、最後の最後で滑り込んだ(笑)。上に打ち上げる宇宙政策の話題の陰になりがちですが、海の下に潜る海洋開発のほうが実績もある。

玉木:海洋国家の位置づけもはっきりしますね。

高橋:10月の日米首脳会談ではレアアースの採掘に共同で取り組むと合意しています。共同開発だから、開発海域を米第七艦隊に守ってもらうことも期待できるわけです。

玉木:今、名前の挙がった我が党の山田吉彦議員と一緒に海洋基本法を出そうと話をしていたところです。よし、これは2026年の我が党の大事な仕事の1つになりますね。

高橋:法案にはぜひ海洋開発庁創設も入れてください。特別会計もつければ開発はどんどん進化するはずです。

 * * *
 マネーポストWEBの関連記事《【対談:玉木雄一郎氏×高橋洋一氏】「年収の壁」引き上げの次に見据える「海底資源開発」への意気込み レアアース国産化で中国依存からの脱却、油田開発で日本経済復活への道も》では、玉木雄一郎氏が、高市政権への評価や、期待する国産レアアース開発、解散総選挙で問うべきものなど、高橋洋一氏と存分に語り合っている。また、今回の対談動画フルバージョンも掲載している。

【プロフィール】
玉木雄一郎(たまき・ゆういちろう)/1969年、香川県生まれ。国民民主党代表。1993年、東京大学法学部卒業後、大蔵省(現・財務省)入省。2005年、財務省を退官し、衆院選に民主党公認で香川2区から立候補したが落選。2009年衆院選で初当選。希望の党代表を経て2018年に国民民主党代表となり、2020年の新・国民民主党設立以降も代表も務める。

高橋洋一(たかはし・よういち)/1955年、東京都生まれ。経済学者。嘉悦大学教授。1980年、大蔵省(現・財務省)入省、理財局資金企画室長、内閣参事官など歴任。2008年に退官し、著書『さらば財務省!官僚すべてを敵にした男の告白』(講談社)で山本七平賞受賞。YouTube「高橋洋一チャンネル」で注目を集め、チャンネル登録者数は140万人。

※週刊ポスト2026年1月16・23日号

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