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家計
老後資産寿命を長生きさせる

《老後資金の寿命を延ばすために》“金利のある時代”にお得な「お金の置き場所」 銀行は金利の高さではなく手数料で選ぶ選択肢も 実はいちばん難しい「取り崩し」の考え方

お金の「置き場所」をどう選ぶか(イメージ)

お金の「置き場所」をどう選ぶか(イメージ)

 値上げの波は続くばかりで、このままではせっかくつくった老後資金がいつ底を突くかもわからない……。これからは、いかにお金を育てて長生きさせるかが幸せな老後のカギになる。【老後資産寿命を長生きさせる・後編】

 老後資産寿命を延ばす、もっともシンプルで確実な方法は「できるだけ長く働くこと」だ。プレ定年専門ファイナンシャルプランナーの三原由紀さんが説明する。

「厚生年金に加入すれば、保険料で手取りは減りますが、その分将来の厚生年金が増えたり、勤め先の健康保険に加入できたりと、老後資産寿命を延ばす観点でみればメリットが多い」

よりお得な「置き場」を選択

 そうしてつくったお金は「置き場所」も慎重に選ぶべきだ。日銀の利上げによって「金利のある時代」が戻ってきたが、よりお得な置き場所を知っておこう。1年ものの定期預金では、韓国系のSBJ銀行が1.35%と高く、ネット銀行ではUI銀行が1.25%と高金利だ。ファイナンシャルプランナーの服部貞昭さんが解説する。

「ネット銀行は比較的金利が高い傾向にありますが、1年ものの定期預金なら、いずれも1%前後が平均的な金利です」

 退職金や投資をするときなどにキャンペーンを利用する手もある。

「三菱UFJ信託や三井住友信託などは退職金特別金利キャンペーンを行っています。またSBI証券とSBI新生銀行、楽天証券と楽天銀行など、系列の銀行と連携すると預金金利が上がるキャンペーンも。また、SBI新生銀行などはシニア向けサービスの拡充を図っています」(三原さん)

 社会保険労務士の井戸美枝さんは、金利ではなく「手数料の安さ」で、SBI新生銀行を利用しているという。

「私がSBI新生を使っているのは、郵便局と連携していて使いやすいうえ、振込手数料が月3回まで無料、4回目以降も110円と安いから。使いやすいのがいちばんです」(井戸さん)

次のページ:金利の高さより運用で増やすことを選択肢に

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