iDeCoで運用しながら国民年金を繰り下げる選択肢
一方、受給を早める「繰り上げ」は慎重に。
「万が一、65才未満でけがや病気で障害を負った場合、年金を繰り上げていると、障害年金との関係で不利になる可能性があります」(三原さん・以下同)
また、今年12月からはiDeCoの加入年齢の上限が65才未満から70才未満に引き上がる見込み。加入要件の1つが「国民年金をまだ受給していないこと」なので、iDeCoで運用しながら国民年金を繰り下げておくのも1つの手だ。
さらに効果を上げる方法は、何才からでも働いて、厚生年金に加入すること。
例えば、年収120万円のパートでも、60~65才まで働けば3万3000円/年、年収150万円だと4万1000円/年の厚生年金を将来的に受け取れるようになる。
厚生年金は収入に比例するため、働けば働くほど、将来の年金を増やすことにつながる。
「60才以上で専業主婦のかたこそ、収入を得ながら厚生年金に加入できる働き方を選ぶことで、現役時と老後の両方に備えることができます」
(後編記事につづく)
※女性セブン2026年4月16・23日号