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ライフ
熟年離婚マニュアル
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「8割以上が妻から切り出しています」増加傾向にある熟年離婚 前向きな円満離婚でも長年の婚姻生活の精算は容易ではない まず向き合う「離婚協議」をどうまとめるか

熟年離婚の危機を迎えたら何をすべきか(写真:イメージマート)

熟年離婚の危機を迎えたら何をすべきか(写真:イメージマート)

 どんなに長く連れ添った夫婦でも、先のことは分からないものだ。熟年離婚を決断する夫婦が増えているからこそ、これから先、もし「その時」が来ても慌てなくて済むよう備えておく必要がある。夫婦間の話し合いから財産分与の方法まで、熟年離婚を円満に進めるために知っておくべき知恵を網羅した。【熟年離婚マニュアル・全3回の第1回】

8割以上は、から離婚を切り出し

 厚生労働省「人口動態統計」によると、2014年に約22.2万件だった離婚件数は、2024年に約18.5万件と大きく減少。一方で、「婚姻期間20年以上」のいわゆる熟年離婚は増加傾向にあり、2024年は離婚全体の4分の1近くを占めた。フラクタル法律事務所代表の田村勇人弁護士はこう言う。

「私が受けてきた熟年離婚に関する相談の8割以上は、妻から離婚を切り出しています。夫が定年を迎え、退職金が出るリタイア前後に、夫婦別々の道を歩む決断をする方が多いようです」(以下「 」のコメントは田村氏)

 他方、定年や子供の独立などを機に、「これまで家庭に捧げてきた時間を自由にしたい」などと夫から妻に離婚を提案し、夫婦ともに納得のうえで第二の人生へと足を踏み出すケースもある。

次のページ:【表】「熟年離婚」の基礎知識

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