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ライフ
熟年離婚マニュアル
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熟年離婚の最大の焦点「財産分与」の基礎知識 “隠し口座”の発見法、将来受け取るはずの財産の分け方、別居タイミングの影響、生命保険や医療保険の名義変更…要点別に解説

熟年離婚で「財産分与」をスムーズに進めるには(写真:イメージマート)

熟年離婚で「財産分与」をスムーズに進めるには(写真:イメージマート)

「婚姻期間20年以上」のいわゆる熟年離婚は増加傾向にあり、2024年は離婚全体の4分の1近くを占めた。熟年離婚を円満に進めるには、どんな備えが必要なのか。専門家のアドバイスで上手に乗り切る方法を紹介する。【熟年離婚マニュアル・全3回の第2回】

財産分与は原則として“2分の1ずつ”

 離婚協議で最大の焦点となるのが「財産分与」の手続き。夫婦はここで、婚姻期間中に築いた財産の分け方を取り決める。フラクタル法律事務所代表の田村勇人弁護士が解説する。

「夫の収入だけで生計を立てる家庭でも、婚姻中に築いた預貯金や持ち家などの財産、将来受け取る退職金、年金などは、原則として“2分の1ずつ”に分割されます」

 そのため、離婚協議ではまず、夫婦それぞれが「どこに」「どれだけ」の財産を所有しているかを俎上に載せる必要がある。

「金銭的不利益を被らないよう、配偶者の“ヘソクリ”をきちんと把握してください。家計口座の預貯金を配偶者が長年かけて別口座に移しているケースもあります」

“隠し口座”発見の手掛かりの一つになるのは配偶者宛の郵便物だという。

「見覚えのない金融機関からの郵便物は要チェックです。開封はNGですが、金融機関名や支店名を写真に撮り記録に残せば、後に争いが生じた際、弁護士照会で詳細を調べることができます」

次のページ:財産分与に大きな影響を与える「別居」のタイミング

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