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家計

「定年後の蓄えが500万円では心許ない」再雇用60歳男性が住宅ローンの残債1700万円を退職金で一括返済すべきか否か、悩ましい問題 専門家が提案する“賢い返済方法”とは

Aさん世帯のDATA

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低金利でお金を再調達するのはほぼ不可能

 住宅ローンを利用する人は、「借金を背負っている」という意識があり、できるだけ早く返済を済ませたいと考えがちです。「余っているお金はどんどん繰り上げ返済に回すべし」と主張する人も少なくありません。

 しかし、それが当てはまるのは十分な蓄えがある人だけ。蓄えがないままにそれをやってしまうと、生活が行き詰まってしまうことがあります。その場合、再度、住宅ローンのような低金利でお金を調達するのはほぼ不可能です。

 目先の利息などの損得ばかりにとらわれず、資産の運用益などとも比較しながら、それなりにゆとりある生活が続くような返済計画を立て直すことが先決です。

※横山光昭、関口博美・著『おふたりさまの老後資金は「これ」で増やす』より抜粋

【プロフィール】
横山光昭(よこやま・みつあき)/家計再生コンサルタント・ファイナンシャルプランナー・株式会社マイエフピー代表取締役社長。1971年、北海道生まれ。これまで応じてきたお金にまつわる相談は3万件以上に及び、独自の「家計再生プログラム」により、個別の課題を抜本的に解決する。著書累計は400万部を超え、代表作に、いずれもシリーズ累計100万部超の「3000円投資生活」「年収200万円からの貯金生活宣言」など。

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