住まいの街選びで重視すべき要素は?(イメージ)
リセールバリューを重視するなら、再開発や大規模マンションの供給が期待される街は有力な選択肢になる。しかし、住まい選びで本当に大切なのは、資産価値だけではない。日常的に使う施設が近くにあるか、教育方針が街の雰囲気と合うか、治安や災害リスクをどこまで許容できるかなどの点だ。暮らしの満足度を高めるための街選びの視点をどう持てばよいか。著書『絶対に失敗しないマンション購入の教科書』が話題の人気マンションブロガー・2LDKさんが解説する(同書より一部抜粋して再構成)。
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リセールバリューを意識した街選びであれば、再開発や大規模タワマンの建設が控えている街を推奨しますが、全ての人がそうした街に住みたいと思うわけではありません。ここでは「住まい」としてより満足度の高い街選びを行う上で、意識してもらいたいポイントをまとめていきます。
【1】利用頻度の高いものが近くにあると便利
街選びでまず考えてほしいのは、「自分や家族が日常的に使うものが近くにあるか」という視点です。たとえば、毎日電車で通勤している人にとっては駅までの距離は非常に重要ですが、在宅勤務が中心で電車をあまり使わない人にとっては、そこまで優先度は高くありません。自炊派の人はスーパーまでの距離や品揃えが重要ですが、外食や飲みが好きな人にとって駅周辺に飲食店がない街は面白みがなく不便に感じるでしょう。お子様がいるご家庭であれば、学校までの距離も注視すべきポイントです。
自分たちの生活スタイルに合った施設が揃っているかという視点で街を見ることで、住んでからの満足度は大きく変わってきます。
【2】教育に対する考え方
お子様のいる家庭は教育に対する考え方にも、目を向けておくことをおすすめします。たとえば図21、東京23区の私立中学進学率を見ると、区ごとでかなりばらつきがあります。トップの文京区は約半分の48.5%が私立中に進学しています。「進学率」なので、実際に中学受験をしている家庭はもっと多いでしょう。つまり、そのエリアでは、中学受験をしない方がマイノリティな環境です。
教育方針に正解はないので、各家庭で自分たちにあった考え方を持つべきです。しかし、子育てにおいて環境の影響は大きく、友人関係や保護者同士の会話の中で、知らず知らずのうちに周囲の価値観に流されることも少なくありません。自分たちと近い教育方針の人が多い街を選んだほうが、無理なく子育てができるケースもあるでしょう。
