「基本的にMAX倒します」
会社員のBさん(50代男性)は、「むしろ最大限に倒す以外の選択肢はない」という。
「そもそも、下げていいから下げられる構造になっているわけですよね? 僕は基本的にMAX倒します。ただ、後ろの人がトレーに飲み物を置いていたり、PC作業をしていたりすると、突然前の席が倒れるとびっくりするだろうから、人がいる場合は『今、倒していいか』の確認だけはします。MAX倒していいかどうか、と聞いたことはありませんが、角度によってイヤだという人がいるのは気づきませんでした。これからは『MAX倒してもいいか』を聞くようにしたいと思います」(Bさん)
「足元に荷物を置いていると身動き取れない」
会社員のCさん(50代女性)は、「自分がMAX倒すことはないけど、前の人にそうされると困ることはある」と語る。
「最近の新幹線は、外国人旅行客も多くて、荷物棚の上がスーツケースなどでいっぱいで、自分の荷物が置けないことも頻繁にあります。そうなると、足元に荷物を置くことになるのですが、そこで前の人にMAX倒されると、トレーも使いにくいし、身動きがほとんど取れなくなる。トイレに立つのも一苦労。混雑具合にもよると思いますが、ちょっとは配慮があってもいいのかな、と思います」
新幹線に限らず、公共スペースでは「周りに迷惑をかけない」が大前提。今回の“MAX倒し”論争を機に、新たなマナーが浸透していくのか。皆が快適に過ごせるように考えていきたい。