65歳以降は「お金との付き合い方」も見直したい(イメージ)
65歳は多くの人にとって定年退職と年金受給開始により、「お金」との付き合い方が変わる人生の転機である。ただし老後資産を心配しすぎる必要はない。ファイナンシャルプランナーの深野康彦氏が指摘する。
「65歳はいざとなればまだ働いて収入を得られる年代でもあり、資産の枯渇を過度に心配して節約ばかりするのは避けるべきです」(以下、「 」内は深野氏)
自分が病気になって強まるお金への意識
それまでの子育てや住宅ローンなどの負担や我慢から解放される65歳以降は、「収穫期」に突入すると深野氏は強調する。
「65歳からはお金を使うことに罪悪感を持つのはやめましょう。もしお金が足りなくなったら……と不安を抱く人は多いですが、人間には節度があるので破産するまで散財するケースはあまり考えられません。65歳以降は外食や旅行などを楽しめる時間が限られることを認識し、趣味にはケチらずにお金を使い人生の収穫期を楽しみたい」
現在64歳の深野氏は今年の春に体調を崩して一時入院した。その経験からも「私」を大切に考えるようになったという。
「自分が病気になって、“お金は使える時に使おう”との考えが一段と強くなりました。今後は仕事より“私事”を優先し、私生活を充実させたい」
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