いち早く完売した大の里弁当
今回の名古屋から登場した横綱・大関の力士弁当
相撲協会のオリジナルグッズを販売する「親方売店すも~る」では新商品が毎場所登場するが、「のぼり風力士タオル」(税込1650円)や「チョコエマン」(同1300円)など大の里関連グッズは他の力士より多く販売されているのに品薄状態。力士の四股名が入った「箸」(同800円)は3日目ながら、人気力士の宇良とともに売り切れになっている。
IGアリーナでは、ハンバーガーやピザ、タコス、サンドイッチなどの常設の飲食売店が14店舗あるが、いずれもコンサートやスポーツイベントに来場する若者向けのメニューが多い。そこで2年目から登場したのが、国技館地下のやきとり工場で作って新幹線で午前中に直送するという「国技館やきとり」(同1000円)と両国国技館での本場所でしか販売されていなかった「力士弁当」(同1700円)である。
人気の「国技館やきとり」は販売と同時に売り切れのような状況の一方、横綱と大関の好物や出身地の名物が入った「力士弁当」は売れ行きに違いが出ている。豊昇龍、大の里、琴櫻、霧島の4種類が販売されており、「豊昇龍弁当」は唐揚げ、ポテトフライ、白米(梅干し・胡椒)、「大の里弁当」は焼き魚(メバル)、鶏大根、白米(梅ちりめん)、「霧島弁当」は牛カルビ焼き、ポテサラチーズ焼き、白米(梅干し・胡椒)、「琴櫻弁当」は豚バラ焼き、エビマヨ和え、ガーリックペッパーライスといった内容だ。
3日目に各弁当は50食並んでいたが、最初に完売したのは初日から2連敗の「大の里弁当」で午後2時前に売り切れた。他の弁当は苦戦し、午後4時過ぎに「霧島弁当」が完売したが、「豊昇龍弁当」と「琴櫻弁当」は午後5時の閉店までに売り切れなかった。
「大の里弁当」を購入した50代の夫婦は「大の里に初日を出してもらいたいという期待を込めて買いました」と話していたが、やはり中身というより贔屓の力士の弁当を買う傾向があるようだ。
相撲ビジネスでは一強時代を築いている横綱・大の里。本業である土俵でもここから15日間の完走、そして千秋楽に賜杯を抱くことができるのだろうか。
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