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【射幸性の難しい舵取り】パチスロ業界がいま「ボーナストリガー機」の普及に注力する理由 型式試験にBT機専用枠も導入 メーカー・ホールとの思惑のズレは埋まるのか

4号機時代の大量獲得機がBT機として復活した『SHAKE BONUS TRIGGER』

4号機時代の大量獲得機がBT機として復活した『SHAKE BONUS TRIGGER』

BT機がホールに設置されにくい理由

 BT機には新規ユーザーの開拓という役割も期待されている。

「AT機はお金が多くかかるのと、出玉システムが複雑だということで、初心者にとっては少々ハードルが高い。その点、BT機は出玉のシステムがシンプルですし、そこまで射幸性が高くないので、初心者でも遊びやすい。また、ノーマルタイプの代表格であるジャグラーシリーズは液晶画面が搭載されておらず、演出もごくごくシンプルである一方で、BT機は液晶画面での演出が多彩な機種も多く、昨今の“演出で魅せる”というパチスロの楽しみを体験することもできる。このような特徴があるBT機は、初心者向けの機種として期待されているわけです」

 しかし、昨今のパチンコホールでの機種ラインナップを見てみると、多くの場合は、メインとして設置されているのはAT機だ。ノーマルタイプでは、ジャグラーシリーズが定番機種として人気だが、BT機については広く普及されていない現実がある。

「現状のBT機の設置比率はパチスロ全体の約3.3%程度とされており、なかなか支持が得られていません。これはユーザーの嗜好の問題であると同時に、ホール側の事情が大きく影響しています。結局、射幸性の高い機種のほうが粗利が取りやすく、ホールとしてもAT機を優先的に設置する傾向が強い。ジャグラーシリーズは長年にわたって根強い人気があり、安定した稼働が見込めるので設置数も多いのですが、BT機はまだヒット機種も生まれておらず、ホールとしては設置したところで利益が出る確証がない。ホールの経営を考えると、BT機を設置しづらい状況があるわけです」

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