猛暑でも弔事は避けられない(イメージ)
真夏のお葬式に参列したとき、式場に着く頃には暑さで体力を消耗し、喪服が汗だくになってしまったという経験がある人も少なくないだろう。真夏の葬儀では、マナーと暑さ対策をどのように両立すればよいのか。女性の夏の装いのマナーについて解説した前編に引き続き、後編では男性の夏の装いについて、葬儀業界歴約30年、1級葬祭ディレクターの赤城啓昭氏が解説する。【前後編の後編】
男性の夏の装い「半袖は避ける」
男性がお葬式に参列するときの装いは、黒いスーツ、白いシャツ、黒いネクタイ、黒い靴が基本です。
暑いからという理由で、第1ボタンを外したりネクタイを緩めたりするのは、だらしなく見えるのでマナー違反です。半袖は避けましょう。年配の男性の中には、半袖のワイシャツを着る人もいます。しかし、フォーマルではなくカジュアルに見えることと、ジャケットの袖が汚れやすいという理由で、おすすめしません。日本の高温多湿の環境では、インナーとして吸水性の高いTシャツを着た方が快適です。葬儀式場に足を踏み入れたら、ギュッとネクタイを締めて、常にジャケットを着用しましょう。
現在の葬儀は葬儀会館で行われることが多く、館内は空調が効いていますから、そこで暑さに悩まされることはありません。車で参列に向かう場合も、空調の効いた車内にいるので特に問題ないでしょう。
やっかいなのは、電車などの公共交通機関で移動する場合です。
都市部の駅に近い葬儀会館では、駐車スペースに限りがあることから、公共交通機関の利用を推奨しているところも多いです。駅からの移動で到着前に、暑さで消耗してしまう人は多いのではないでしょうか。
*Google検索で「マネーポストWEB」の記事を優先的に表示できます。
>>1ステップで今すぐ登録する
