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ビジネス
食料品消費税1%の負の影響

《食料品消費税1%が家計に与える本当の影響》8%→1%になっても食費抑制効果が2%弱にしかならないワケ 低所得者なら月970円程度の負担減に留まる

「消費税8%→1%」でも、食費は大して減らない!?

「消費税8%→1%」でも、食費は大して減らない!?

実際の物価に反映されるのは3割程度か

 そもそも、8%の税率が1%になっても、単純に「7%安」というわけではない。厳密に計算すれば、税率8%で税込108円のものは1%の税込だと101円になるが、「7円安くなる=7%安」ではなく、「値下がり率」は理論上では約6.48%ほどだ。

 さらに、IMF(国際通貨基金)の分析では、軽減税率の変更が実際の物価に反映される割合は3割程度にとどまるとされている。これは1990年代から2010年代初頭までのヨーロッパ圏の税率変更の影響から導かれた数字で、減税分がそのまま消費者には届かなかった。

 つまり、抑えられる出費はさらに少なくなる可能性が高いとわかる。

「物価への反映が3割程度とすると、月々で抑えられる食費は6.48%どころかたったの約1.94%となり、低所得者では970円、中所得者で1552円、高所得者でも2328円程度にしかなりません。

 日頃から食費を切り詰めている中低所得者にとっては“普段は控えている肉や果物に、少し手が届きやすくなる”程度のメリットにとどまる可能性があります」(岩本さん)

 では、事業者側への影響はどうだろうか。その影響を紐解いていくと、最終的に消費者にとってもマイナスとなる事態も想定される。続く記事で詳報する。

▼▼▼第2回▼▼▼
【つづきを読む→】中低所得者が外食を控えて大衆店ほどダメージ大、売上1000万円以下の免税事業者は負担増に…結果“減税値上げ”につながる懸念

※女性セブン2026年9月10日号

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