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キャリア
トップ1%の富裕層が子どもに伝える「世界一のお金の教育」

「お小遣いを貯金しなさい」という親の教えに潜む落とし穴 「貯める」だけを教えられて育つ子どもに不足しがちな3つの力

お金は「働かせる」ことで初めて大きく育つ

 世界では3%以上のインフレが毎年おきているのです。先進国の中では日本だけが、給与も物価も上がらなかったので、資産形成が遅れているという点もあります。

 最近では日本もインフレ率2%ほどで物価が上がってきており、実質的にお金の価値が減る時代へ突入したのです。

 インフレとは、モノの値段が上がることであり、そして同時に、お金の価値が下がることでもあります。

 つまり、銀行に預けたままのお金は、減っていないように見えて、実は「買えるものが減っている」のです。

 同じお金でも、「貯金するだけ」と「運用する」では、将来の結果は大きく変わります。たとえば、1000万円を銀行に預けた場合、30年後もほぼ1000万円のままですが、仮に年利6%で複利運用できた場合、30年後には約5740万円になります。同じ1000万円でも、ちょっとした行動の違いだけで、将来は4700万円以上の差になるのです。

 もちろん投資にはリスクもありますが、世界の多くの国では「長期投資」が当たり前の考え方になっています。お金はただ貯めておくだけでは増えず、働かせることで、初めて時間とともに大きく育っていくのです。

 しかし、この事実を知らないまま、「とにかく貯めなさい」と教えられて育つ子どもは少なくありません。

次のページ:子どもに必要なのは「使う力」「増やす力」「循環させる力」を知ること

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