子どもに必要なのは「使う力」「増やす力」「循環させる力」を知ること
貯金は大切であり、生活を守るための土台になりますが、それだけでは足りません。お金は、動かすことで価値を生みます。学びに使って、経験にお金を使い、投資に使うという行動が、お金を「増えるもの」に変えていきます。
ところが、「使う=悪」「減る=危険」という意識だけが強いと、お金はただ眠り続け、これがタンス預金と呼ばれる状態になります。その結果、お金は増えない、知識も増えない、経験も増えない、そして未来の選択肢も広がらずに、社会に出たとき、こう感じるようになります。「働き続けるしかない」「収入は会社に依存するしかない」。ここで初めて、貯金だけでは未来を守れない現実に気づくのです。
子どもに必要なのは、「貯める力」だけではなく「使う力」「増やす力」「循環させる力」を知ることであり、お小遣いは、その最初の教材です。
全部貯めるのではなく、一部を使って一部を残す、一部を学びに回すという体験を通して、お金の流れを理解していきます。
世界の富裕層の家庭では、お小遣いは「投資の練習」に使われます。
増える体験、減る体験、判断する体験が、将来の経済感覚をつくります。貯金だけを教えられて育った子どもは、お金を「守るもの」としてしか見られませんが、増やし方を知って育った子どもは、お金を「可能性」として見られるようになります。
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