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芸能人・著名人の相続・終活

森本レオさんが亡くなる直前に語っていた「この先はそっと消えていきたいなと思っています」 妻とは長年別居、生活は完全に夜型…心筋梗塞で倒れた後の「あるがまま」の“終活”

20代の頃の森本レオさん(1972年撮影)

20代の頃の森本レオさん(1972年撮影)

完全な夜型生活

 心筋梗塞で入院してからは、体調管理のために酒は飲まなくなりました。病院には毎月通っていますけど、無理なく自分のペースでやっています。

 僕は完全な夜型生活で、起きたら日のあるうちに喫茶店に行って、日刊ゲンダイや週刊ポスト、週刊文春をゆっくり読む。家に帰ってからも、仕事がない時は朝6時くらいまで本を読みますね。朝7時に「やよい軒」で朝食を食べ、家に戻って美味しい青汁を飲むのが日課で、それからゆっくり、寝たいだけ寝ます。

 昔、高円寺にいた友人たちが出世して六本木かどこかに引っ越していったけど、そういう連中はみんな先に鬼籍に入ってしまいました。僕は若い頃から不摂生で、徹夜マージャンもしょっちゅうだったし、仲間内では「一番先に死ぬ」と言われていたんだけどね。

 振り返れば、自分はすごく幸運だったなと思います。往年の日活スターだった長門裕之さんに可愛がってもらったし、森繁久彌さんや大滝秀治さんら、偉大な先輩たちに優しくしてもらって、人生の話や恋の話などいろいろなことを教わりました。

 いい時代に役者として楽しめたので、この先はそっと消えていきたいなと思っています。毒を飲んで死ぬのは嫌だけど、散歩の途中でベンチに座って、寝たまま逝っちゃえればいいなぁ。この歳になったら、気ままに、ストレスがたまることをしないのが何より。終活と言えるかどうかはわかりませんが、最後まで「あるがまま」でいたいというのが、今の偽らざる気持ちです。

※週刊ポスト2026年9月25日・10月2日号

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