住まい・不動産

穴場だと思う街・1位「北千住」 住む際のメリットとデメリット

一度住んだら、離れられなくなるという声も

一度住んだら、離れられなくなるという声も

「住みたい街ランキング」では吉祥寺や目黒、恵比寿(いずれも東京)といった街が常連。ただしこれはあくまでも“願望”。現実的に、コスパの良い「穴場の街」はどこなのか。

 リクルート住まいカンパニーが今年3月に発表した2017年の「穴場だと思う街ランキング」によると、3年連続で1位は北千住(東京・足立区)という結果。「住みたい街ランキング」でも過去最高の17位を記録した注目株だ。

 北千住は上白石萌音(19)主演のドラマ『ホクサイと飯さえあれば』(TBS系)、塚本高史(34)主演のNHK BSプレミアムドラマ『千住クレイジーボーイズ』と、今年だけですでに2つのドラマの舞台となっており、俄然注目を高めている。実際に就職とともに上京し、北千住に住んで約1年となる20代女性・Aさんはそのメリットをこう語る。

「勤務先が日比谷線(東京メトロ)の駅だったので、家賃が安かった北千住にしたのですが、すごく交通の便が良くて重宝しています。乗り換えなしで六本木や恵比寿、表参道なんかにも行けちゃいますし。それから駅前には、マルイとルミネがあるのはもちろん、商店街もあるので便利ですよ。本当に買い物には不自由しません。服、本、家電、日用品などすべて北千住内で完結できます。最近、銭湯が多いことや、マルイの中に区民事務所もあることを知って、ますます気に入っています。

 何より自炊をする私にとって、商店街でお肉や野菜など安い食材を手に入ることがうれしいですね。外食も充実していて、1000円くらいで手軽に飲める居酒屋もあり、よく友人と飲みにいきます。でも、やっぱり一番はパンケーキのおいしいお店の存在ですかね」

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