投資

つみたてNISAの導入が正式決定! イデコとはどう使い分ける?

 積立NISAが2018年に導入することが正式に決まった。現在のNISAとはどう違うのか、同様に非課税投資ができるイデコとはどう使い分けるのかを検証した。

イデコと積立NISAのメリットをそれぞれ紹介 (写真:ペイレスイメージズ)

イデコと積立NISAのメリットをそれぞれ紹介
(写真:ペイレスイメージズ)

現在のNISAと積立NISAは選択制

 この3月に「所得税法等の一部を改正する等の法律案」が成立し、2018年から積立NISAが導入されることが正式に決定した。これまでも金融機関によって、NISAで積立は可能だったが、積立NISAの導入によって、非課税による積立投資がより実践しやすくなる。

 現在のNISAとの大きな違いは、非課税の限度額と適用期間だ。現在のNISAでは、非課税投資の限度額は年間120万円、適用期間は最長5年間だ。一方で積立NISAの場合には、非課税限度額は年間40万円で適用期間は最長20年間となる。

 非課税投資を少額からでも利用できるようにするために、1年間の非課税限度額を引き下げるとともに、非課税の期間を伸ばしたわけだ。

 これにより、非課税投資の累計額は、現在のNISAが120万円×5年間=600万円であるのに対し、積立NISAは40万円×20年間=800万円となる。トータルの非課税枠は積立NISAの方が200万円大きくなる。

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