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ビジネスシーンで増加中の「脱・手書き」、その功罪とは

2018年4月30日 11:00

会議の議事録など、直接PCに打ち込むケースも増えている(イメージ)

 スマートフォンやタブレット端末の普及によって、ビジネスの現場でも手書きの手帳やノートを使わなくなった人が増えている。たしかにスマホのアプリでスケジュール管理がはできるし、メモ書き程度であれば、スマホのメモ機能で十分だ。実際に、手書きノートを全く使わなくなったという40代会社員の男性Aさんはこう話す。

「以前は手書きの手帳でスケジュールを管理し、日頃のメモ書きなども、その手帳に書いていました。そのほかに打ち合わせ時のメモや、会議の議事録などを残しておくためのノートを使っていました。

 6年ほど前からスマホを使うようになって、スケジュールを手帳とスマホの両方で管理していたんですが、二度手間になっていたので、2年前から完全にスマホに移行。日々のメモもスマホのメモ機能を使うようになりました。また、手帳をやめたのと同時に、仕事用の手書きのノートも廃止して、パソコンで議事録を取るようにしました。仕事の内容によって、いくつか打ち合わせや会議用の議事録ファイルを作っていて、会議をしながらそこに打ち込む形です」

 手書きの手帳やノートをやめてどんな変化があったのだろうか。

「手帳とノートを持ち歩かなくなりましたが、逆にノートパソコンを常に持ち歩くようになりました。荷物の量としてはちょっと増えた印象ですが、パソコンとスマホがあれば問題ないという感じなので、特に面倒なことはないです。

 ただ、以前は手帳に日々の簡単な日記や備忘録を残していたんですが、そういったことはやらなくなりました。スマホだと最低限のスケジュールしか入力しないことが多く、あとから見返しても『こんなことがあったんだ』みたいな気付きはあまりない。メモについても、スマホだと要らなくなったものはどんどん削除してしまうので、後から見返すということもまったくない。その点は、なんとなくつまらなくなった部分なのかもしれません」(Aさん)

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