中川淳一郎のビールと仕事がある幸せ

Zepp反対騒動で考慮したい“近くにスーパーがあるとんでもない利便性”

 現在全国に7か所(東京・大阪はともに2か所)あるZeppですが、その時行ったのは東京、大阪、福岡、札幌でした。いずれも住宅街にはありませんでした。商業施設やビジネス街のような場所にあったため、自然に受け入れられていたように感じられます。一方、住宅街に突如としてライブホール計画が出てきただけに西金沢の住民は困っているのでしょう。そしてZeppの側にしても、西松建設から誘致を受けただけで困惑している様も見えます。

何でも買える利便性はコンビニの比ではない

 今回の件に関しては、今後の推移を見守る必要がありますが、ここでは「目と鼻の先にスーパーがあるとんでもない利便性」について考えます。地域住民がしきりと「本来はスーパーができるはずだったのに……」と発言していたからです。

 私もこれまで何度かコンビニから近い家に住んだことはあります。しかし、スーパーってのは別格なんですよ。何しろ安い。たとえば、コンビニでは286円する500mlの缶ビールが248円だったり、63円するモヤシが28円だったりします。コンビニでは140円のナショナルブランド(PBではない)の500mlペットボトル飲料が93円で買えたりもします。

 福神漬けも無着色で300g入ったものが180円ぐらいで買えます。その日のおかずに迷っても、「野菜→魚→肉→玉子→練り物→納豆やコンニャク、漬物等のサブ的商品→チーズ」というスーパーの導線を進んでいけば、それなりに食べたいものが決まっていきます。

 あと、たまたま私は24時間営業のスーパーの近くに住んでいるのですが、サッカーW杯の日本代表戦なんかがやっている時、時差の関係で朝4時に「ビールが足りなくなった!」とハーフタイムに買いに行くわけです。すると、レジの店員は「あれ、ワールドカップ見ていないんですか?」「今、ハーフタイムです!」「で、今日本勝ってますか!?」なんて話しかけてくれ、「勝ってますよ。○○選手が調子いいです!」みたいな会話にも繋がり、以後仲良くなったりもしました。

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