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極力荷物を持ち歩かない「手ぶら生活」、実践者が語る大きなメリット

カバンを持ち歩かない「手ぶら生活」の意外なメリット(イメージ)

カバンを持ち歩かない「手ぶら生活」の意外なメリット(イメージ)

 通勤や通学、飲み会、買い物……など、様々な目的で外出する際、多くの人が何らかの荷物を持っているものだ。仕事道具や書類、財布やスマホなど、内容は人それぞれだが、いずれも必要であるからこそ持ち歩いているのは間違いないはず。しかし、一方でそんな荷物を煩わしく感じている人も多いだろう。

 30代のデザイナー・Aさんは、とにかく外出時に荷物を持つことが嫌で嫌で仕方ないため、ここ数年は基本的に“手ぶら”を貫いているという。

「普段外出する際に持っているのはスマホと財布のみで、洋服のポケットに入れています。よっぽど特別な荷物を運ばなければならない時以外は、カバンは持ちません。カバンを持たなくなったら、とにかく身軽で本当に快適になりました」(Aさん・以下「」内同)

 Aさんは基本的に、会社にある自分のデスクで作業をしている。

「仕事に必要な資料類は、すべて会社に置いてあります。作業は全部会社にあるデスクトップのパソコン。資料やノートパソコンを持ち歩いたりするのが嫌なので、家に仕事を持ち帰ることもない。手ぶら生活をすることで、仕事とプライベートの切り替えがしっかりできるようになったのも大きなメリットです」

 社外で打ち合わせをすることもあるというが、Aさんはそういった場合も手ぶらなのだと話す。

「スーツを着るような仕事でもないということもあって、外で打ち合わせをする時も手ぶらです。メモ的なものはスマホでできますし、資料は事前にメールやSNSで送って、打ち合わせの時も画面を見ながら。“紙”は極力使わないようにしています。プリントをする時間も節約できますしね」

 さらに普段から手ぶら生活をしていることで、周囲の意識も変わりつつあるという。

「私が基本的に手ぶらであるということを認識してくれている人がだんだん増えてくると、私に持ち帰り用の資料が配られることも激減。“どうせあの人はカバンを持っていないから”と、『データで送っておきます』ということが多くなりました。カバンを持っていようがいまいが、結果的にそちらのほうがラクだし便利だと思うんですけどね」

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