投資

ビズリーチ、大創産業ほか 年内の新規上場が期待される有力企業10社

 プリファードネットワークスは、交通システム、製造業、バイオ・ヘルスケアなど、日本のIoT(モノのインターネット)分野での活用を中心に、深層学習(ディープラーニング)の研究・開発を行なっているベンチャー企業。TBMは、紙やプラスチックに替わる石灰石から生まれた新素材「LIMEX(ライメックス)」の開発・製造・販売を行なっているベンチャー企業だ。

 SmartHRは、面倒な労務手続きや情報管理をラクラク行なえるクラウド人事労務ソフト「SmartHR(スマートHR)」の企画・開発・運営・販売を行なっている。エリーパワーは、未来に向けて地球や人に優しいバランスを考える次世代エネルギー企業を目指し、大型リチウムイオン電池や蓄電システムの開発・製造・販売を行なっている。

 ABEJAは、蓄積されたビックデータからAI(人工知能)のディープラーニングを活用して、多様な業界・シーンで社会実装事業を展開している。INFORICHは、日本初の持ち運び可能なスマホ充電器のシェアリングサービスを展開。「どこでも借りられて、どこでも返せる」をコンセプトに2018年4月からサービスを開始し、全国の駅、空港、商業施設や飲食店、コンビニなどを中心に設置場所を拡大している。

 いずれも上場時期に関しては、新型コロナウイルスの蔓延に伴う市場環境の悪化などもあり、予想しにくい面もあるが、こうした有力企業がIPOすることで新興市場がさらに活況となることに期待したい。

■西堀敬:投資情報サイト「東京IPO」編集長などを経て、現在は「IPOジャパン」編集長(https://ipojp.com/)。IR説明会、セミナーなども多数行なう。著書に『改定版 IPO投資の基本と儲け方ズバリ!』など。

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。