マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

暮らしのマネー

「葬儀は自分主催のイベント」と言った金子哲雄さんの生前準備

2020年3月15日 7:00

流通ジャーナリストの金子哲雄さんは自らの葬儀も“セルフプロデュース”した(イメージ)
流通ジャーナリストの金子哲雄さんは自らの葬儀も“セルフプロデュース”した(イメージ)

 告別式やお別れ会といえば、やはり、心に残るのは「弔辞」だろう。芸能人のお葬式でも、これまで数え切れないほどの弔辞が読まれてきたが、いまなお「伝説」として語り継がれるのは、漫画家の赤塚不二夫さん(2008年8月逝去、享年72)の告別式での、タモリ(74才)の弔辞だ。

《私もあなたの数多くの作品の一つです》の名文句が日本中の人々の心に響いただけでなく、その弔辞が「白紙」だったことも、驚きを持って報道された。

 芸能人のお別れ会の取材もする葬儀ポータルサイト「いい葬儀」の小林憲行さんは、忘れられない弔辞として、永六輔さん(2016年7月逝去、享年83)の告別式を振り返る。

「黒柳徹子さん(86才)の弔辞が素晴らしく、永さんにお会いしたことのない私でも、ご本人の生前の姿が思い浮かび、涙が出ました。いい弔辞というのは文章の巧みさなどではなく、その人を思って話すことが何より大切です」

 文章を作るのが苦手な人は、テンプレート(雛型)の弔辞を参考にして構わない。思いがこもっていればテンプレートの文面でも参列者の胸を打つという。

 流通ジャーナリストとしてテレビでもおなじみだった金子哲雄さん(2012年10月逝去、享年41)の葬儀では、本人が生前に準備した会葬礼状が話題になった。

《このたびは、お忙しい中、私、金子哲雄の葬儀にご列席賜り、ありがとうございました。今回、41歳で、人生における早期リタイア制度を利用させていただいたことに対し、感謝申し上げると同時に、現在、お仕事等にて、お世話になっている関係者のみなさまに、ご迷惑をおかけしましたこと、心よりお詫び申し上げます》

 希少ながんである「肺カルチノイド」との闘病を続けながら、最期の瞬間まで「終活」を続けていた金子さんは、自らの葬儀も“セルフプロデュース”した。その出来栄えは「完璧」だったと妻で終活ジャーナリストの稚子(わかこ)さんは語る。

「今日明日にも亡くなるかもしれないという危険な状況になり、慌てて葬儀社を呼んで打ち合わせをしたんです。本人がベッドの上に背を起こし、『自分の葬儀は自分主催のイベント。流通ジャーナリストとして、葬儀を間違えたくない』と主張し、酸素濃縮器をつけながら打ち合わせを始めました。葬儀社のかたも驚いていました」

不動産売却の完全マニュアル

【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【2020年版】不動産一括査定23サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

FXや株、年金、決済に関する記事

最新のFX自動売買を9選! 初心者はツールをどう選ぶ?
年金いくらもらえる? 年金の種類や制度、受給額を徹底解説

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする
ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

ABJマーク

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号6091713号)です。