マネー

これまでの常識を覆す“後払い制”がん保険 保険料は加入者で割り勘に

 たとえば、1万人の加入者のうち2人ががんになると、80万円×2=160万円の保険金が必要になる。これを残りの9998人で割り勘して管理費(30%)を加えた229円が、加入者1人が翌月に支払う保険料となる。

「がん保険は加入から2か月間は保険金支払いの免責期間です。もし亡くなった人や入院した人が多く、多額の保険金支払いが必要な月でも、月々の保険料には年齢層ごとに上限を設けているので安心です。若年層(20~39才)が500円、中年層(40~54才)が990円、高年層(55~74才)が3190円の3段階で、がんの発症リスクに応じた設定です。あくまで理論値ですが、若年層の平均保険料は250円前後と試算しています。

 もし加入者から集めた保険料の上限を超えるほど保険金の請求が大きくなっても、当社の管理費から補填して満額支給するようになっているので、上限額以上の保険料を請求することはありません」(畑さん)

 加入の際、健康診断書などの提出は不要。がんの既往歴がないことや持病の有無を申告すれば、ネットからでも加入できる。合理性・透明性を重視した最新保険といえるだろう。

※女性セブン2020年5月21・28日号

注目TOPIC

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。