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【ドル円週間見通し】今週発表の米経済指標はドル買いに繋がるか

・6月22日-26日週に発表される主要経済指標の見通しについては以下の通り。

○(欧)6月ユーロ圏製造業購買担当者景気指数 23日(火)午後5時発表予定
・予想は、43.0
 各国で経済活動が拡大しつつあることから、5月実績の39.4を上回る可能性が高いとみられる。5月時点で今後の生産見通しは上昇しており、6月中に原材料の購入は大幅に増加すると予想されていることから、全体的には5月実績を大幅に上回る可能性がある。

○(米)6月製造業購買担当者景気指数 23日(火)午後10時45分発表予定
・予想は、47.8
 参考となる5月実績は39.8、4月の36.1から改善した。生産指数と新規受注指数は4月から改善したことが要因。6月については米国各州で経済活動が再開されており、新規受注は一段と増加することから、全体の数字は大幅に改善する可能性がある。

○(米)5月耐久財受注 25日(木)午後9時30分発表予定
・予想は、前月比+12.0%
 参考となる4月実績は2カ月連続の大幅減。工場閉鎖の影響で自動車・同部品の受注が50%以上減少。「航空機を除く非国防資本財」(コア資本財)の受注は相対的に小幅な減少にとどまった。5月については生産工場などの稼働率が上昇していることから、全体的には10%超の大幅な増加となる可能性がある。

○(米)5月PCEコア価格指数 26日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+0.9%
 4月実績は前年比+1.0%にとどまった。新型コロナウイルスの感染拡大を防止するために行った都市封鎖の影響で4月の消費支出は大幅に減少したことが要因。5月については都市封鎖の段階的な解除によって、個人消費はある程度回復しており、コア価格指数は4月と同水準の上昇率となる可能性がある。

○その他の主な経済指標の発表予定
・22日(月):(米)5月中古住宅販売件数
・23日(火):(独)6月総合PMI、(欧)6月ユーロ圏総合PMI、(米)6月総合PMI、(米)5月新築住宅販売件数
・24日(水):(独)6月IFO企業景況感指数
・25日(木):(米)1-3月期国内総生産確定値
・26日(金):(米)5月個人所得、(米)5月個人消費支出

【予想レンジ】
・105円00銭-109円00銭

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