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【ドル円週間見通し】リスク選好・リスク回避の思惑が交錯する?

今週のドル円はどうなる?

今週のドル円はどうなる?

 投資情報会社・フィスコが7月20日~7月24日のドル円相場の見通しを解説する。

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 今週のドル円は底堅い値動きか。新型コロナウイルスのワクチン開発への期待感を背景にリスク選好ムードが広がりやすく、欧米株式が強い動きを見せた場合、リスク選好的な為替取引が活発となり、ユーロ、豪ドルなどに対する米ドル売りがやや強まる可能性がある。米連邦準備制度理事会(FRB)当局者は経済の先行きに関して慎重な見方を維持しており、政策金利がゼロ付近に長期間とどまる見通しのなか、資産買入れ策の拡大などへの思惑が広がりやすい。

 ただ、米国内での制限措置の再実施で景気回復の遅れが嫌気され、安全逃避的なドル買いは根強い見通し。カリフォルニア州では飲食店が制限措置を再実施するなど、新型コロナウイルスの感染再拡大への警戒感が広がっている。それにより経済の早期正常化のペースを鈍らせるため、リスク選好的な取引は縮小し、一部でリスク回避的な円買いも見込まれるが、ドルの下げ幅は小幅にとどまりそうだ。米国の経済指標の改善は基本的にドル買い材料となりそうだ。

【米・前週分新規失業保険申請件数】(23日発表予定)
 23日発表の前週分新規失業保険申請件数は、どの程度改善するか注目される。前回実績は130.0万件。足元は景気回復ペースが鈍化しており、制限措置の再実施のなか経済の早期正常化への期待後退により株安・ドル高を招きやすい。

【米・7月マークイット製造業PMI】(24日発表予定)
 24日発表の米7月マークイット製造業PMIは52.0と、6月の49.8を上回る公算。コロナ感染の再拡大が進むなか節目の50を超えた場合、早期回復への期待は持続し、ドル買いの要因となろう。

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