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油断しがちな「9月の紫外線」、特に今年は要注意

 ところが、今年の9月は注意が必要だ。UVインデックスの9月平均は、2015年や2018年のように4.1まで低下する年もあれば、2019年の5.2のように6月や7月より多い年もあり、年によって変動が大きい。特に今年の夏は暑さが長引くとされており、それだけUVインデックスも多くなる可能性が高い。例えば、昨年9月の大阪のUVインデックスは5.8、静岡も5.7と同年の7月並みで、気温にすると30℃超えの日もあったほどだ。

 日本気象協会が発表した8月22日からの1か月間の予報によると、期間を通して見れば日照時間は平年並みの見込みであるものの、前半は晴れの日が多く、気温がかなり高くなる見込みだ。後半になっても天気は数日の周期で変わるとされており、天気が秋めいてきたかな、と思ったら数日後にまた夏の日差しがぶり返すことも考えられる。まだまだ夏の日差しを感じる1か月になりそうだ。

 テレビ番組や広告は、季節を先取りしようとするもの。紫外線量が増える時期は警鐘を鳴らしても、季節が過ぎれば紫外線について報じられなくなり、UVケア商品などもぱったりと店頭から無くなる。そのため9月は、自分でその日の天気をチェックして、対策を怠らないよう配慮することが必要だ。

【プロフィール】たんげ・やすし/気象予報士。日本気象予報士会東京支部長。著書に『気候で読む日本史』(日経ビジネス人文庫)、『気候文明史』(日本経済新聞出版)、他。

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