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『鬼滅の刃』が再生させた「映画を見る若者」「お金を使う若者」の心の内

「学生時代は、ハマった作品のグッズやCD、ゲーム、舞台にも夢中になり、出費が大変でした。当時は学生で貧乏だったのにさらに貧乏になり、推しのためにバイトするという感じ。社会人になると、そういった趣味にかける時間が減っていましたが、最近の『鬼滅』ブームで久しぶりに出費三昧。映画はもう5回観ましたし、コラボ菓子の箱買い、フィギュアなどを買っていたらあっという間に6万円くらい使ってます」(Cさん)

 Cさんだけでなく、それまでアニメに関心のなかった20代の友人も、アニメ「鬼滅の刃」全集中展、ゲームセンターの景品、コンビニの一番くじなどで散財しているという。Cさんが驚くほどだ。

「その気がない子だったのに、目覚めてしまったのか、コミックス全巻、アニメのブルーレイはもちろん、グッズやフィギュアも買い漁っています。特に驚いたのは、彼女と『全集中展』に行ったときのこと、おそらく15万円分くらいは購入していたんじゃないかな。そうした購入のほとんどがクレジットカード決済で、しかもリボ払い。大丈夫かな……」(Cさん)

 コロナ禍に巻き起こった、国民の財布を緩ませる空前の鬼滅フィーバー。今や日本経済の柱となっていることは間違いない。

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