吉田みく「誰にだって言い分があります」

美容に目覚めた夫が化粧品5万円分購入、不満の40代妻への思わぬ反撃

 阿部さんが見たところ、夫がデパートで購入してきた化粧品は高価なもので、ざっと見積もって総額 5万円ほど。「店員さんとの美容トークにも花が咲いた」とウキウキした様子で話す夫に、収入に対して出費が大きいのではと指摘しようとした阿部さんだったが……。

「夫から『君が使ってる化粧品ブランド、パート主婦にしては贅沢なんじゃない?』って、逆に指摘されてしまったんです。だって私の稼ぎですよ? 何に使おうと勝手じゃないですか」

 今までパート代は家計に入れることを考えずに使ってきたという阿部さん。毎月5万円ほど自由に使えるそうだ。1本あたり2万円近い化粧品を使うことは、仕事のモチベーションに繋がっていると語る阿部さん。夫に指摘されたことにより楽しみを奪われそうになったと怒りをあらわにしていた。

 夫の美容に対する意識はどんどんと上がっていき、最近ではヒゲの脱毛にも興味を示し始めたという。手を広げ始める夫に疲弊しているように見えた。

「オンライン会議がきっかけで、こんなことに発展するとは思っていませんでした。うちの夫の容姿なんて誰も気にしていないと思いますけど……。いつまでやるつもりでしょうかね」

 美容とは、お金も時間も天井知らずの自己満足が大きいジャンルである。あまりにも美を探求しすぎると、生活に大きな影響を及ぼすことも。身の丈に合った楽しみ方をすることが、夫婦仲を円満に保つためには大切だと言えるかもしれない。

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