家計

「都心型IKEA」が続々オープン 行ってわかった人気の秘密とIKEAマジック

都心型IKEAの魅力とは?(原宿店。時事通信フォト)

都心型IKEAの魅力とは?(原宿店。時事通信フォト)

 北欧デザインの家具・インテリア雑貨が人気のIKEA(イケア)は、郊外の店舗だけでなく、東京都心への出店も推し進めている。2020年6月にオープンした原宿を皮切りに同年11月に渋谷、そして今春には新宿への出店も予定している。

 これまでIKEAといえば郊外型のイメージが強かったが、都心型店舗はコンセプトが異なる。都心部での暮らしを想定した、スペースが限られたコンパクトな部屋を有効利用できるインテリアを提案する。さらに、「スウェーデンコンビニ」や「スウェーデンカフェ」も展開するなど、北欧イメージを前面に出した点も特徴的だ。

 都心にIKEAができる(できた)ことを喜ぶファンの声も多いが、郊外型店舗とは一味違う都心型IKEAに、人々は何を求めて足を運ぶのか。

「これまでは、郊外のIKEAに車で行っていましたが、都心に店舗ができてからはふらっと立ち寄るという感じ。気軽に行けるようになったのは嬉しいです」

 そう語るのは、PR代理店で働く30代の女性会社員・Aさんだ。何度か郊外店に車の免許を持つ友人と一緒に行っていた。

「いろんなインテリア例や、カラフルな色合いのファブリックを見るのは楽しいのですが、引っ越しでもなければ買うものはなく、いつもちょっとしたキャンドルや写真立て、フリーザーバッグのような小物を買う程度でした。それもIKEAじゃなきゃダメというよりは、行ったからには何か買いたい、という気持ちからです。車で行く意味は正直ありませんが、見るだけでも楽しめる場所という意味で、大好きです。

 そうしたなかで、先日初めて原宿店に行きました。売っているものは郊外型にあるものを厳選した感じですが、気軽にカフェも利用できるのが嬉しいですね。ツンブロード(スウェーデンの伝統料理フラットブレッド)のベジソーセージとコーヒーで250円、コーヒーは会員価格で50円と破格です。これは原宿店限定で、渋谷店はベジドッグ専門。新宿店はどうなるか今からすごく楽しみです」(Aさん)

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