生命保険文化センターの統計によると、介護が必要な期間は1人あたり平均で4年7か月。介護費用は、平均69万円の一時金に加えて、平均で月7万8000円。1人あたり、合計約500万円が必要になる計算だ。
「医療費も含めると、1人につき700万～800万円ほどあれば安心です。介護保険料や介護支援サービスの内容は自治体によって異なるので、事前に調べておくといいでしょう。
持ち家があれば、『リバースモーゲージ』といって、家を担保に金融機関からお金を借りて、亡くなった後に家を差し出すことで返済が免除される仕組みもあります。不安になりすぎて、カードローンやキャッシングなどはしないようにしてください」
※女性セブン2021年6月10日号
