そして、何より思い知ったのが、妻の大変さだった。
「子供が小さいときから、妻は働きながらこんなことをやってくれていたのかと、いまさらながら感謝しました。正直、以前は妻が出来合いの総菜や冷凍食品を食卓に出すと『怠けている』と思っていましたが、いまは私が重宝しています。疲れているときは無理をする必要はない」
山中家では、妻や子供たちの話を夫が聞き流さなくなったことで、けんかが少し増えた。しかし、それ以上に笑い声も増えたという。
※女性セブン2021年6月10日号
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