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コロナ禍だから声を大にして言える 「『一口ちょうだい』文化は苦手です!」

「お会計は上司が払ってくれるので何も言えないし、断ったら失礼かなと思っていました。でも今思えば、私が手を付ける前ならまだしも、いつも手を付けてから言って来るのも何だか気持ち悪い。最近、久しぶりに上司と食事に行きましたが、言わなくなっていたので安心しました」(Bさん)

 そんなBさんだが、コロナが流行する前は、相手によっては自分から「一口食べない?」と言うこともあったという。

「女性同士でカフェに行き、ケーキを決める時などは、どっちも気になるけどどうしようかな……と悩みつつ、どちらかを決めなくてはならない。そうすると、たいてい一緒にいる友人が私の頼まなかった方を頼み、一口ずつ交換するといったことはよくやっていました。家族や女友達ならアリですかね。コロナで全然カフェに行っていないし、行ってももうそんなことはないでしょうけど」(Bさん)

「一口ちょうだい」と頻繁に言ってしまう人にも言い分があるようだ。建設会社で働く30代女性・Cさんは、持論を展開する。

「『一口ちょうだい』が嫌な人からすれば、もう一品頼めばいいと思っていると思いますけど、そこまでは食べられない。別に私の分も食べてくれていいし、ケチらなくても。私はむしろ、『ちょうだい』って言われると親しみを感じますけどね」(Cさん)

 コロナ禍で「一口ちょうだい」という光景も減りつつあるが、はたしてコロナ収束後はどうなるのか。

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