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【ドル円週間見通し】ドルは下げ渋りか、今週発表の米経済指標も注視

○(米)6月貿易収支 5日(木)午後9時30分発表予定
・予想は、-715億ドル
 参考となる5月実績は-712億ドル。米国経済の正常化に伴う輸入増加の影響で貿易赤字幅は拡大した。6月については輸出入額の増加が予想されているが、需要増加に備えて輸入額は5月実績を上回る可能性があるため、貿易赤字幅縮小の可能性は低いとみられる。

○(米)7月雇用統計 6日(金)午後9時30分発表予定
・予想は、非農業部門雇用者数は前月比+90.0万人、失業率は5.7%
 失業手当の拡充が労働力の供給を制限している状況に変わりないものの、ワクチン接種の拡大によって企業活動は基本的に拡大しており、7月の非農業部門雇用者数は6月実績と同水準となる可能性がある。失業率については、サービス産業などの採用増加などが予想されており、6月実績の5.9%を下回る可能性が高い。

○その他の主な経済指標の発表予定
・2日(月):(中)7月財新製造業PMI
・3日(火):(豪)豪準備銀行理事会、(欧)ユーロ圏6月生産者物価指数
・4日(水):(NZ)4-6月期失業率、(中)7月財新サービス業PMI、(米)7月ADP雇用統計、(米)7月ISM非製造業景況指数
・5日(木):(英)英中央銀行が金融政策発表
・6日(金):(独)6月鉱工業生産、(加)7月失業率

【予想レンジ】
・108円00銭-110円50銭

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