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家計

家計の「ノーマネーデー」節約術 長続きの秘訣と効率的に実践する方法

家計の節約のために「ノーマネーデー」を長く続けるコツは?(イメージ)

家計の節約のために「ノーマネーデー」を長く続けるコツは?(イメージ)

 最近話題の家計の節約術のひとつが「ノーマネーデー、略してNMD」。その名の通り、「1円もお金を使わない日」のことで、意識して続けることで、浪費の改善と貯蓄に効果てきめんだという。NMDのルールは1つだけ。「その日は現金もクレジットカードもポイントも使わない」ことだ。(「ノーマネーデー超実践術」全3回の3回目)

 たいていは週に1日から始めて、上級者になると、「週に2回しか買い物をしない」という人もいる。

 だが、夫婦で貯金0円から5年間で1000万円の貯蓄に成功した『貯金0円からのゆきこの貯まる生活』の著者で、ワーキングママのゆきこさんと家計再生コンサルタントの横山光昭さんは、NMDを実践する日はむしろ、厳密に決めないことの方が大切だと話す。

「NMDを始めてから1年ほどは、“毎週月曜日は絶対にお金を使ってはいけない”ときっちり決めていたのですが、もともとが浪費家だったうえ、生活必需品が急に必要になったときなどに、買い物できないことが大きなストレスになりました。

 いまは、“週に2~3日は、できるだけNMDにする”と、あえてゆとりを持って実践しています。そのおかげか、夫も以前より節約にとても協力的です(笑い)」(ゆきこさん)

 買い物できないストレスがあると、「明日はNMDだからたくさん買っておこう」などと、むしろムダ遣いすることにもつながりかねない。

 横山さんは、自身の小遣いは週2~3日、家族全体の家計は「締め日」と決めた月末の1日をNMDとし、その日は1円もお金を使わないように心がけているという。

「NMDで成功している人は、“毎週○曜日は絶対にお金を使ってはいけない”などと決めていない人の方が多い。NMDは、いわばお金のダイエット。最初から張り切りすぎるとリバウンドします。

“今日はお金を使わなかった、明日も使わずに済んだらいいな”と、徐々に積み重ねていくべきです。“今日は現金もカードもポイントも一切使わない”というルールだけ厳守し、週に1日から、2日、3日と増やすのがいい。1か月間でみたときに、平均して週に1~2回できているくらいでも充分効果は実感できます」(横山さん)

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