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後悔しない「ランドセル選び」の難しさ 誰の意向を尊重すべきなのか…

ランドセルは進化している。セイバンのランドセルパッドは電動ファン搭載(時事通信フォト)

ランドセルは進化している。セイバンのランドセルパッドは電動ファン搭載(時事通信フォト)

祖母のサプライズが逆に“迷惑”に

 ランドセルの購入代金を、祖父母が出してくれる家庭も少なくない。そうなると祖父母の主張が色濃く反映されてしまうこともある。IT企業で働く30代女性・Bさんが語る。

「年長の夏くらいに、義母から『ランドセルどうするの?』と連絡がありました。『プレゼントしようと思うんだけど、やっぱり女の子は赤でしょ』と決めつけるように言われ、『娘はパープルがいいみたいで』とこちらの希望を言っても、『いじめられたら困ると思わない? 親の責任重大だからね』とお説教。夫に報告しても、『お金を出してくれるんだからありがたいじゃないか』の一点張りで、モヤモヤしました」(Bさん)

 Bさんは、一緒にお店に行って「試用」する時に、あらためて希望のカラーを話し合えば良いと思っていたが、見通しは甘かった。ある日、高級な本革の赤いランドセルが送られてくる“サプライズ”が起きてしまったのだ。

「お金を出してもらうのはありがたいことですが、初のランドセルを選ぶ権利を奪われた複雑さもあります。『お気持ちだけでありがたい』と、断固拒否すれば良かったと後悔しています。色にも不満はありましたが、あんな重たいものを娘に持たすのも酷だと思い、結局は軽さに定評があるランドセルを、娘の希望の色のパープル系で買い直しました……」(Bさん)

ママ友のマウンティングに巻き込まれて…

 ママ友のマウンティングに翻弄されてしまった人もいる。PR業界で働く30代女性・Cさんは、旅行関連企業に勤務する夫の減収もあって、ランドセルの予算をそこまで割く予定ではなかった。だが結局、見栄を張って高いものを買ってしまったという。

「ママ友のLINEグループ内で、ランドセルの話題が上がり、ある人からは、高そうなランドセル画像が流れてきました。オーダーメイドのもので、15万円以上はするという立派なものを検討しているようでした。周りのママ友も、デザイン性や機能性にこだわったものを検討中だという話をしていて、焦ってしまいました。そうなると私も少しでも“良いもの”を買ってあげたいと意識してしまい、10万円ほどするものを購入。今思えば、安くていいものもたくさんあるのに、なんであんなに見栄を張ってしまったのか……。人と比べるものではないのに」(Cさん)

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