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「なんでこんなことに…」職場の同僚と仲良くなったことを後悔する人たち

ブラック企業で支え合ったのに…

 きつい職場で支え合った仲で、2人とも同じ会社に転職したにもかかわらず、その関係がすっかり変わってしまったという例もある。IT企業に勤める30代男性・Bさんが語る。

「前職はブラック企業に近い職場で、上司からパワハラを受けていたし、残業も多くてきつかったんです。でも、中途採用で新しく入社してきた年の近い男性社員と愚痴を言い合いながら励まし合い、仲を深めました。私は良い友人ができたと思っていて、私がその職場を辞めてからも、彼の家に泊まりに行ってゲームを一緒にするほどでした」(Bさん)

 そんなBさんは、ほどなくして別の会社に転職。新しい職場にも慣れてきた頃、前職で友人だった彼が仕事を辞めたがっていると知り、Bさんは自らの職場に誘った。

「あんなに仲が良いと思っていた彼が、新しい職場では、私にとってマイナスになることを、話を盛って、同僚や上司に言いふらしていたのです。『あいつはああ見えて裏ではこんな顔がある』『前職ではこんな失敗をしていた』など。悪口を言うような人ではなかったのに……。心を許してしまった私が馬鹿でした。今の職場に彼を誘ってしまったことすら後悔しています」(Bさん)

グループLINEに反応したのが運の尽き?

 職場のグループLINEをきっかけに面倒なことになった人もいる。印刷会社に勤める20代女性・Cさんは、先輩の女性社員のトークに反応してしまったのが悲劇に始まりだった。

「業務連絡用なのに、個人的なトークをする人がいるんです。個人的なやり取りならグループLINEじゃなくて個別に送ってほしい。そんなに話したいなら職場で話せばいいのにと思っているんですが、夜遅くに先輩が投稿した料理の写真があまりにおいしそうだったので、普通に『料理上手ですね~』と持ち上げてしまいました」(Cさん)

 その一件から、先輩から頻繁に個人的な内容の連絡が来るようになった。

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