マネーポストWEB「マネーポスト」公式サイト

ビジネス

狩猟ビジネス最前線 DX化でハンター、飲食店、消費者が喜ぶ仕組み作りも

2022年1月23日 7:00 週刊ポスト

狩猟免許を保有し、ハンターとしても活動する株式会Fant・高野沙月代表
狩猟免許を保有し、ハンターとしても活動する株式会Fant・高野沙月代表

 ジビエ(野生鳥獣肉)を取り巻く世界に、変革の波が押し寄せている。近年の温暖化による積雪量の減少、過疎化や高齢化による耕作放棄地の増加などで、シカやイノシシといった野生鳥獣が激増。農林水産省のまとめによると2020年度の野生鳥獣による農作物被害額は161億円に上る。

 被害を受ける農家からは忌み嫌われる存在である一方、健康志向の高まりを背景にジビエは低カロリー・高タンパクの食材として注目を集め、ジビエを扱う飲食店や消費は拡大基調にある。狩猟そのものにも関心が高まり、20~30代の若手のハンターも増加している。

狩猟免許を取得後、2016年に移住した上士幌町を拠点に自ら狩猟もする高野氏。エゾシカは100kgを超える個体もあり、愛車の四駆には仕留めた獲物を運ぶための電動ウインチを装備
狩猟免許を取得後、2016年に移住した上士幌町を拠点に自ら狩猟もする高野氏。エゾシカは100kgを超える個体もあり、愛車の四駆には仕留めた獲物を運ぶための電動ウインチを装備

 狩猟者向け情報サービス事業を展開する会社「Fant」(北海道音更町)を2019年に創業した同社代表・高野沙月氏も、ジビエに魅了されて20代で狩猟免許を取得した一人だ。同町出身の高野氏は大学卒業後、東京で就職してグラフィックデザイナーとして働いていたが、ある日、飲食店で食べたジビエ料理の美味しさに感動し、一気に虜になったという。

「店内に銃のレプリカが飾ってあり、“これを扱えればジビエ食べ放題!”と(笑)。東京で狩猟免許と猟銃所持許可を取得しましたが、東京には狩猟する場所がない。それならば北海道に帰って狩猟しようと、2016年、上士幌町にJターンの形で移住しました」(以下同)

 地域おこし協力隊員として活動しながら猟に出るなかで、旧態依然とした狩猟業界の体質や、日本の捕獲鳥獣のジビエ利用が約1割と少ない現実など様々な課題を目の当たりにしているという。

不動産売却の完全マニュアル
不動産売却の完全マニュアル
【2021年版】不動産一括査定25サイトを徹底比較!
【2021年版】不動産一括査定25サイトを徹底比較!
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定
【無料】すまいValueで大手6社に不動産一括売却査定

注目記事

【実取引データ】ほったらかしFX自動売買 3か月で1000pips超の利益

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。

SNSでマネーポストWEBをフォロー

  • facebook:フォローする
  • twitter:フォローする

【お知らせ】

2021年4月1日以降の価格表示に関して

当サイトに記載されている内容はあくまでも投資の参考にしていただくためのものであり、実際の投資にあたっては読者ご自身の判断と責任において行って下さいますよう、お願い致します。 当サイトの掲載情報は細心の注意を払っておりますが、記載される全ての情報の正確性を保証するものではありません。万が一、トラブル等の損失が被っても損害等の保証は一切行っておりませんので、予めご了承下さい。