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【ドル円週間見通し】ドル買い・円売り継続も、利益確定は出やすい地合いか

・6月27日-7月1日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(米)5月耐久財受注 6月27日(月)午後9時30分発表予定
・予想は、前月比+0.1%
 参考となる4月実績は前月比+0.5%。輸送用機器の受注が増加した。ただ、コア資本財の受注はやや低い伸びにとどまっており、5月については全体的な受注水準は4月実績を下回る可能性がある。

○(米)6月CB消費者信頼感指数 6月28日(火)午後11時発表予定
・予想は、100.0
 参考となる5月実績は106.4で4月実績の108.6から低下した。インフレの高止まりや大幅な利上げが消費者心理を圧迫しつつあるとみられる。6月についてはインフレの状況が改善していないことや金利高が懸念されていることから、5月実績を下回る可能性が高い。

○(米)5月PCEコア価格指数 6月30日(木)午後9時30分発表予定
・予想は、前年比+4.8%
 参考となる4月実績は前年比+4.9%で上昇率は鈍化した。個人消費支出はまずまず堅調だが、インフレ加速の可能性は低下しつつある。5月については大幅な低下は期待できないものの、上昇率は4%台後半にとどまる可能性がある。

○(日)日銀短観4-6月期調査 7月1日(金)午前8時50分発表予定
・予想は、大企業製造業DIは+13
 参考となる1-3月期実績は+14。4-6月期については、資源価格高の長期化と円の急落が企業収益を圧迫していること、グローバルサプライチェーンの混乱による供給制約の深刻化なども懸念されており、企業景況感の悪化につながっている可能性は高いとみられる。

○その他の主な経済指標の発表予定
・6月28日(火):(米)4月ケース・シラー20都市住宅価格指数
・6月29日(水):(独)6月消費者物価指数、(米)1-3月期GDP確定値
・6月30日(木):(日)5月鉱工業生産、(中)6月製造業PMI、(英)1-3月期GDP改定値、(欧)5月ユーロ圏失業率
・7月1日(金):(中)6月財新製造業PMI、(欧)6月ユーロ圏消費者物価指数、(米)6月ISM製造業景況指数

【予想レンジ】
・133円50銭-136円50銭

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