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家計

「そういえば、果物を買わなくなった」消費者の声から探る“果物離れ”する事情

2022年8月30日 15:00 マネーポストWEB

果実の消費動向(2022年、農林水産省「果樹をめぐる情勢」より)
果実の消費動向(2022年、農林水産省「果樹をめぐる情勢」より)

地元で食べた味と違ってがっかり

 上京してから食べなくなったという人もいる。IT企業に勤務する30代男性・Cさんは、青森県出身。そもそも果物を“買う習慣”がなかったという。

「親戚が農家だったこともあり、りんごは段ボールで“もらうもの”でした。東京に来たら、りんごはもちろん、いろいろな果物の値段の高さにびっくりしたのと、きれいに磨かれ、パッケージされている姿が新鮮でした。値段の高さは、輸送費分が大きいのかなと思いますが、美味しさが同じかといえば、やっぱり、地元のほうが美味しいです。どうしても鮮度は失われるわけですからね。一度東京でりんごを買ってみて、味にがっかりして以来、買わなくなりました。

 おいしい果物を食べたければ、ネットで産地のお店から買えばいいと思うんですけど、そもそも果物を買うという習慣があまりなくて……。子供の頃は、近所の人とか、親戚とか、誰かしらが常に梨やさくらんぼ、ぶどうといった果物をくれていた気がします。果物は好きですが、東京でわざわざ買う理由があまりなくて、自分で買うことはめったにありません。最近食べた果物は、居酒屋の生搾りグレープフルーツサワーですかね。食べたって言っていいのかどうかわかりませんが」(Cさん)

子供には食べさせていたけれど…

 50代の主婦・Dさんは、「子供が小さい頃は、果物をよく買っていたが、大きくなってからは買っていない」と振り返る。

「甘いお菓子を食べさせすぎるくらいなら、果物のほうがいいかな、という感じで、子供が高校を卒業するくらいまでは、なんとなく季節ごとに果物を買っていました。『今はこれが旬だよ』と教える意味合いもありましたね。

 でも子供が大きくなって家でご飯を食べなくなると、一気に買わなくなりました。夫は元々あまり果物を食べないので、私だけが食べる分をわざわざ買う必要もないかな、って思ってしまう。果物は好きですよ。一度お隣の方から、ふるさと納税で届いたマンゴーをおすそ分けしてもらったら、本当においしかった。ただ、野菜や肉、魚に比べると、どうしても生活必需品というよりは高級品、嗜好品のような扱いですよね。おいしい果物は高いですし」(Dさん)

 おいしいとわかっていても、果物を買わなくなった人は少なくない様子。その背景には、一人暮らし世帯の増加や物価の高騰など、さまざまな事情が絡んでいるのかもしれない。

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