住まい・不動産

敬遠されがちな「駅からバスに乗る物件」に住む人たちが見出した様々なメリット

バスを使う生活になって予想外のメリットを見出した人も(写真:イメージマート)

バスを使う生活になって予想外のメリットを見出した人も(写真:イメージマート)

 家探しをしている時、「これは安い!」と物件をチェックしたら、駅からバスに乗る物件だったという経験はないだろうか? 俗に「バス便(物件)」と呼ばれる、駅からバスを利用する物件は、「時間が読めない」「交通費がかかる」「終バスが早い」「座れないと辛い」……など、デメリットが多く、避けられがちな傾向がある。だが、実際にそうした物件に住んでいる人たちからは「メリットもある」という声も聞こえてくる。いったいどんなメリットがあるのか?

 一番分かりやすいメリットは、住居費が大きく抑えられることだろう。東京都K市に住むNさん(40代/男性)は数年前、念願の一戸建てを手に入れた。

「独身の頃はずっと23区内に住んでいましたが、結婚して子供が生まれ、広い家が欲しくなりました。しかし私の予算だと、都心から離れるしかない。遠距離通勤も覚悟しましたが、都心で駅から10分弱バスに乗る新築マンションを見つけ、購入に踏み切りました。電車を降りてからさらにバスに乗るのは確かに面倒ですが、駅前のタワマンと比べれば価格はほぼ半額。予算の範囲内でなるべく都心近くに住むには、バス利用の物件しか選択肢はありませんでした。

 実際には自宅近辺は緑が多く、大きな公園もあって環境が良いですし、そもそも専業主婦の妻と幼い子供には最寄り駅からの距離は関係ありません。雨の日などは、傘をさして歩いている人を横目にバスに乗っていると優越感さえ感じます。マンション購入直後にコロナ禍がやって来てリモートワークも多くなり、決断は大正解でした」(Nさん)

 都内に住むSさん(30代/女性)は、根っからのバス派だ。

「私の家は23区内ですが、どの駅までも徒歩20分以上かかるエアポケットのような場所。高校時代からずっと、駅まではバスです。確かに朝夕は時間が読めませんが、常に早めの行動を心がけているので、遅刻をしたことはありませんし、寒い冬や猛暑の夏でもバスの中は快適。暗い夜道を歩く怖さもありません。最近はアプリで運行情報もチェック出来るので、酷く待たされることも減りました」(Sさん)

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