本当に“底上げ”していないのか？　コンビニ3社の「ミックスサンド」パンを開いて具材を確認してみた

左からセブン−イレブン『ミックスサンド』、ローソン『ミックスサンド』、ファミリーマート『ミックスサンド』

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　ネット上でしばしば話題になるのが、コンビニの商品における“底上げ疑惑”だ。外から見える部分だけに具材が入っていたり、パッケージで実際よりも大きく見せようとしていたりしているというネットユーザーの指摘から、コンビニが批判にさらされることも少なくない。コンビニ事情に詳しいライターの小浦大生氏はこう話す。

「確かにパッケージが大きいのに、実際の容量が少ない商品もありますし、お弁当の容器なども、内側が“底上げ”していて、見た目の印象よりも少ない容量しか入っていないこともあります。それを“騙している”と捉えるかどうかは難しいところですが、中には“思っていたよりも量が少ない”とがっかりする商品があるのは事実でしょう。

　また、単純に個体差や製造上のミスで量が減ってしまったというケースもあります。先日SNSで某コンビニのミックスサンドのツナがほとんど入っていなかったという投稿が話題になりましたが、これは製造上の不備だったようですね。もちろん、不備はないに越したことがないものの、エラーというものはどうしても出てしまうわけで、それがSNSなどで話題にされてしまうのも仕方ないことです。コンビニの“底上げ疑惑”が話題になりやすいという状況もあり、余計にそういった投稿に注目が集まるという現状もあるでしょう」

　とはいえ、コンビニ商品が本当に底上げをしていないかどうかは気になるところ。そこで、マネーポストWEBでは大手コンビニ3社のミックスサンドについて、12月上旬に都内の店舗で購入したものを対象に、その具材の状況を徹底リサーチした。