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【ドル円週間見通し】金利安・ドル安に振れやすい展開か

・1月23日-27日週に発表される主要経済指標の見通しについては、以下の通り。

○(欧)S&Pグローバル1月ユーロ圏製造業PMI 24日(火)午後6時発表予定
・予想は48.5
 参考となる12月実績は47.8。景気後退の可能性は消えていないものの、生産指数は改善し、サプライチェーン回復やインフレ圧力の緩和などが示唆された。1月も50を下回るものの、指数は若干改善する可能性がある。

○(米) S&Pグローバル1月米サービス業PMI 24日(火)午後11時45分発表予定
・12月実績は44.7
 参考となる12月実績は44.7で11月実績を下回った。1月については、インフレの抑制に向けた金利引き上げが経済活動をやや圧迫しており、新規受注の水準は伸び悩んでいることから、12月実績と大差ない数値にとどまる見込み。

○(米)10-12月期GDP速報値 26日(木)午後10時30分発表予定
・予想は前期比年率+2.9%
 アトランタ連銀の経済予測モデル「GDPNow」の試算では前期比年率+3.5%。直近の小売売上高や鉱工業生産はさえない内容だった。外需、雇用はまずまず良好であるものの、成長率は7-9月期をやや下回る可能性がある。

○(米)12月PCEコア価格指数 27日(金)午後10時30分発表予定
・予想は前年比+4.4%
 参考となる11月実績は前年比+4.7%。12月については、米金融当局による金融引き締めが続いており、これまでの利上げが物価上昇圧力と需要の両方を抑制するのに寄与していることから、上昇率はさらに鈍化する見込み。

○その他の主な経済指標の発表予定
・24日(火):(欧)S&Pグローバルユーロ圏1月総合PMI
・25日(水):(独)1月IFO企業景況感指数
・26日(木):(米)12月耐久財受注、(米)12月新築住宅販売件数

【予想レンジ】
・127円00銭-131円00銭

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